こんにちは!触媒買取ドットコムです!
当サイトは年間約3000本の触媒買取を行うプロ集団です。
レアメタルの価格が上昇中であることは別記事でもふれましたが、今回はレアメタルがどこからきているのかという話をしてみたいと思います。
なぜこんな話をするかというと、、。
使用済の自動車触媒ってどこで手に入るんだろう?といった質問を受けることがあったからです。
確かに使用済の触媒がたくさんあればその分お金になると考えると少し嬉しいですよね。
本記事を読んでいただくと使用済の触媒が眠っている場所を知ることができるかもしれません。
折角なので当サイトが独断と偏見でこっそり教えちゃいます!
本記事はこんな方にお役に立ちます。
・世界でレアメタルが多くとれている国を知りたい
・日本とレアメタルについて知りたい
・レアメタルが今後どうなるのか?
・再利用できる自動車触媒はどこにあるのか
・レアメタルの価格が上がっているか
・レアメタルを買い取ってほしい
もし何かのご縁でこのサイトにいきついた方々、レアメタルの買取についてすぐ知りたいという方は、一気にスクロールして下記の見出しを読んでみて下さい!
↓
自動車触媒の買取価格がレアメタル効果で上昇中
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レアメタルは何に使うの?
自動車触媒に欠かせないレアメタルですが、いったいどこの国で採ることができるのでしょうか?
ここ日本でも採ることができるのでしょうか?
今回はそんな気になるレアメタルの産出国をみていきましょう。
本題に入る前におさらいになりますが、レアメタルは希少金属と呼ばれ、世界的に流通量・使用量が少ない希少な非鉄金属のことです。
もっと詳しいことが知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
“【触媒捨てないで!】自動車触媒に欠かせないレアメタル 実は高価買取中って知っていましたか?”
レアメタルが使われているものは意外と身近に?
レアメタルは生活の一部として身近なものに使われています。
例をあげると携帯電話、自動車、電池、医薬品といったものなどがあります。
これらの製品に使われるレアメタルは数グラムと少ないですが、世界全体で使われている量は250トンを超えてきます。
当サイトは自動車触媒を取り扱っておりますが、レアメタルの存在は欠かせないものとなっております。
数グラムのレアメタルのお陰で私達の生活が支えられていると思うとなぜか不思議な気持ちになりますね。
レアメタル産出国 ランキング 2022年最新版
レアメタルの産出地は、中国・アフリカ諸国・ロシア・南北アメリカ諸国といろいろな国に点々としています。
いろんな国から採れるレアメタルですが、なんと産出量上位3か国で50%から90%の埋蔵量を占めているんです。
細かく分けると希土類元素やタングステンは中国だけで90%以上の埋蔵量があり、バナジウムは南アフリカ、中国、ロシアの3か国で98%となっています。
決まった国や地域に資源がかたよることを難しい言葉で資源の偏在と言います。決まった国が一人いじめすることなどが経済上の大きなリスクとなると言われたりもしています。
レアメタル産出国のランキング 自動車触媒版
レアメタル(種類) | 産出国ランキング |
パラジウム | 1位:ロシア
2位:南アフリカ 3位:カナダ |
プラチナ | 1位:南アフリカ
2位:ロシア 3位:北米 |
ロジウム | 1位:南アフリカ
2位:ロシア 3位:ジンバブエ |
当サイトで買取を行っている自動車触媒に使われている素材でランキングをつくってみました。
レアメタルの種類によっては中国が上位を占めることがありますが、自動車触媒分野はロシアと南アフリカが強いですね。
ロシアや南アフリカの状況によって、自動車触媒の買取価格にもいろいろと影響が出てきそうな気がします。
レアメタルの採掘について
レアメタルの採掘は簡単にいうと固い岩山を削って採取していく方法が一般的です。
掘り方は色々ありますので気になった方は調べてみてください。
分かりやすい例をいくつかあげると、標高の高い山に入ってダイナマイトを使って山奥の岩盤を砕く方法や、地下800メートルまで潜って採掘をする方法などがあります。
これだけ聞いても常に危険と隣り合わせの作業であることは間違いないでしょう。
今後のレアメタル採掘と環境問題
レアメタルの採掘では危険性とともに環境問題があります。
そもそも鉱物資源の採掘では、環境破壊や環境汚染がどうしても起きてしまいます。地表を壊して削らないといけないので、壊された土地の生態系は破壊されますよね。
そして、採掘のときにでてくる環境に悪い化学物質をしっかりと処理しないと、土壌や河川、地下水などが汚れてしまい大きな問題になってしまいます。
レアメタルの中には放射性物質を含んでいるものもあり、その採掘や製錬を行っていくなかで放射性廃棄物が多く発生してしまいす。
そのため採掘ででてきた廃棄物の管理がとても重要になってきます。放射能汚染が起きてしまえば人間だけでなく全ての生物に影響が出てしまいます。
レアメタルの製錬は難しい!?
実はレアメタルを製錬するには大きなコストがかかるのはご存知でしたか?
製錬とは、鉱石から金属を取り出すことをいいます。
何にコストがかかるのかと言いますと、先ほども述べた様に採掘の際の環境汚染を抑える技術にお金がかかっているんです。
環境問題を考えなければレアメタルをもっと低コストで製錬することは可能です。しかし、環境問題を考えないというわけにはいきません。
各国で環境問題への取り組みを行っていますが、国によって発生した汚染物質の規制をとても厳しくしているところもあります。
よくニュースでも何年までに温室効果ガスをどれくらい減らします!といった話がありますよね。
国で決めた目標を達成するために、国ごとで規制を決めて取り組みを行うので、影響を受けるところは必ずでてきます。
特に規制が厳しい国ではそれだけ基準をクリアするために高い技術が必要になってくるためコストもかかることになります。
このようなコストがかかってくることも、レアメタルの価値が高くなっている一つの要因であることは間違いありません。
レアメタルと中国
ここで話題は少しかわりまして、レアメタル生産量1位の中国について少し取り上げてみたいと思います。
なぜ中国はレアメタルの生産が盛んに行われているのか?
中国という広大な土地があってなのは当然なのですが、それ以上に他国に比べて環境汚染の規制が緩いんです。
先ほど環境汚染防止のためにコストがかかる話をしましたが、汚染の規制が緩いということはそこまで高度な技術がいらないってことです。
レアメタルの一種 レアアースで中国が断トツ1位の理由
先程の規制が緩い話を聞くと、なぜレアメタル市場で中国が上位にくるのかが分かっていただけたと思います。
自動車触媒からは少し離れますが、レアメタルの中でもレアアースについては90パーセントを中国が占めています。
資源はもちろん豊富にありますが、それ以上に規制が緩いためレアアースを掘って製錬して金属にするときにコストを安く抑えることができるからなんです。
技術的には日本でも製錬をすることはできるみたいですが、レアアースの放射性物質を処理するコストがどうしても高くなってしまいます。
広大なアメリカにも優良な鉱山があり、過去にはレアアース供給量は世界で一番でした。
しかし、環境基準が厳しくなり、放射性廃棄物を処理するためのコストが高くなってしまったので、アメリカはレアアースの供給を停止することになりました。
規制は年々強くなってまして、アメリカのカリフォルニア州では2035年以降、ガソリン・ハイブリット車の新車販売を禁止する規制を最近だしましたよね。
地球温暖化問題の取り組みとして、大国で厳しい規制を出すことは珍しいことではないということです。
レアメタルと日本
現在、日本でレアメタルを産出する鉱山は存在しません。
しなしながら日本は世界有数のレアメタル消費国であり、資源のほとんどを輸入に頼っているのが現状です。そのためレアメタル資源の確保が日本の課題でもあります。
これを補うための日本の作戦がこちらです。
従来からの取り組み |
・海外資源の確保
・リサイクル ・代替材料の開発 ・国内における備蓄 ・日本周辺海域の海底熱水鉱床等の開発 |
また、今後の取り組みとして「新・国際資源戦略」(2020年策定)もあげています。
新たな取り組み |
・鉱種ごとの確保策の策定
・供給源の多角化 ・備蓄制度の見直し ・サプライチェーン強化に向けた国際協力の推進 |
資源の乏しい日本でどうやって資源を確保していくかは永遠の課題ですね。
日本に眠るレアメタル資源
ここは少し難しい言葉が多い内容になります。
日本の排他的経済水域(EEZ)内には、レアメタルを多く含んだマンガンノジュール・コバルトクラスト・熱水鉱床などが存在しています。
この成分が何なのかは難しそうなので、また別の記事であげることができそうなら書きたいと思います。
既に沖縄トラフと伊豆・小笠原諸島沖の海底の金銀やレアメタルなど深海資源を採掘する技術の実用化にとりかかっています。
世界初の深海採鉱ロボットで鉱石を掘り出し、パイプで母船へ送る採鉱システムを開発し、10年後を目標に商業科を目指しているそうです!
現状はまだまだコスト面や技術面でたくさんの課題がありますが、日本がレアメタル大国になる日がもしかしたら来るかもしれませんね。
レアメタル資源は枯渇するのか?
たまにレアメタル資源の供給量が少ないことに着目してか、資源が枯渇するといったことが発信されることがあります。
しかし、レアメタル資源自体は陸上にはかなりの埋蔵量があるので、すぐに資源が地球上からなくなるということはないのです。
大きな問題となっているのは、鉱物からの抽出や製錬であり、本記事でも話したように環境問題に配慮することへのコスト増によって供給量が少なくなっている原因になっています。
また産出国が特定の国に限定されてしまっていることも原因の一つですね。
いずれにしても現状は、需要が増えていくなかで供給量が少ないことがレアメタル価格に繋がっているということになっています。
自動車触媒はどこにあるのか?
最近、取引が増えてきている自動車触媒がいったいどこに眠っているのかを独断と偏見でこっそり教えようと思います。
普段から自動車触媒に触れることが多い職業の方々は、もちろん自動車触媒の買取依頼の件数も多くなっています。
主に挙げるならば、運送業、自動車関連工場、中古車販売店ではないでしょうか。
高価で買取れると知らずに廃棄されていることも多いため、思った以上に探してみるとたくさん出てくるかもしれませんね!
また、こんなところにもありそうだなってところを最後に紹介して終わりにします。
それは、、、
リサイクル業、不良品回収業、金属関連業です。もしかするといらなくなった触媒が大量に眠っているような・・気がします!
本記事をみて気になった方は眠っている触媒を掘り起こしてみて下さい!
自動車触媒の買取価格がレアメタル効果で上昇中
エンジンや車種(年式、型式)によって買取価格は変わってきます。
・ガソリン車 5,000円~260,000円
・ディーゼル車 5,000円~100,000円 (2022年9月時点)
当サイトに提示している価格になりますが、詳細は買取専門のぺージを参照下さい。
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“触媒買取ドットコム”
買取価格の詳細については以下の記事も参考にして下さい!
↓
“素人でも売れる!自動車触媒とは?仕組みと種類を年間買取3000本のプロが簡単に解説!”
まとめ
・レアメタル産出トップは中国。
・材料の抽出・製錬には高度な技術が使われている
・環境汚染を抑えるためにコストがかかる。
・レアメタル資源は枯渇していない
・日本の近海にも大量の資源が眠っている
いかがだったでしょうか。以前、レアメタル価格が上昇している記事を書きましたが、今回はもう少し深い話題を取り上げてみました。
とれる国が少なくて、採取するにもいろいろな理由からお金がかかることから、レアメタルの価値が高くなっていることにも繋がっているということです。
より少ないコストで採取できる技術が進めば、今後のレアメタル市場も今とはかわってくるに違いありません。
当サイトは触媒買取専門店として年間約3000本の買取実績があります。買取依頼書に記入、身分証のコピーを同梱して、着払いで送るだけなので、とても簡単な手続きで買取ができます。
要らなくなった触媒、廃棄する予定で処理に困っていた触媒は、触媒買取専門店である触媒買取ドットコムにご相談ください!