自動車触媒は、数万円で買取ってもらえることを知っていますか?
その理由は、結論から言えば、
素材に、「貴金属が使われている」からです。
いらなくなった触媒をお持ちの方は、売れば結構いい金額になります。
貴金属の中でも、プラチナ、パラジウム、ロジウムなどのレアメタルと言われてる金属が世界で高く取引されているためです。金(ゴールド)よりも高い金属です。
整備士の方や、中古車販売店の方や、解体業者の方でも、触媒が高く売れると知らずに、鉄くずとして処理されている方が未だにいるのが現状です。
あなたは次のどれかに当てはまっていませんか?
- 個人だけど買取ってもらえる?
- 安心できる業者を探してる
- 買取業者を選ぶ基準を知りたい?
- ディーゼル車とガソリン車で価格はどのくらい違うの?
- 個人だけど買取ってもらえる?
上のどれかひとつでも当てはまる方のために、
本記事は、年間約3000本の触媒買取の実績のある専門店が、
素人でもわかるように簡単に読める記事にしました。
買取の専門業者を探している方や、安心できる業者に相談したいと考えている方の参考になる内容だと思います。
この記事を読み終わる頃には、なんの迷いもなく、手間もそれほどかからず買取査定、見積依頼ができます。
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自動車触媒とは?役割と仕組みは最低限しっておこう
自動車触媒は、一言でいうと排ガスをキレイにする浄化装置です。
触媒コンバーターとも言われてます。
ガソリン車とディーゼル車で搭載している触媒が違います。理由は、エンジンの仕組みの違いです。
マフラーより前側についている筒に入ったセラミック状のフィルターを「触媒」と言います。厳密にいうと、そのフィルターの周りにコーティングされるものが「触媒」です。
触媒の実用化の歴史は古く、なんと!1970年代までさかのぼります。
当時、大気汚染が問題となり、有害物質の排出量を抑えようという動きが始まり、世界各国で大幅な規制が行われました。日本も例外ではありません。
普段の生活で目につかない場所に付けられている部品です。マフラーと言えば、みんなイメージが湧くと思いますが、触媒はそのマフラーの手前についています。有害物質を無害な物質に変えて排出します。
触媒にどんな種類があるのか、もう少し細かく観ていきましょう。
ガソリン触媒(三元触媒)は古くても高く売れる
ガソリンエンジンを搭載する車に付けられている触媒です。
窒素酸化物(NOx 読み方:ノックス)をはじめとする有害物質を、触媒との化学反応で排気ガスを無害にしてマフラーに送り排出します。
実は!初めて取り付けられた量産型としては、クラウンが世界初です。
一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の
3成分を一つの触媒で同時に酸化・還元処理するため、
「三元触媒」と言われています。
生産時期によって、レアメタルの配合量に違いがあり、古い車種だからといって少ないというわけではありません!
あくまで貴金属の成分量で買取金額が変わってくるだけなので、古い車種だとか、見た目がボロボロだからといった理由で捨てないでください。
ディーゼル触媒の需要は高い!売るなら専門店がベスト
画像のように、3つの触媒が1つ、または2つの容器でつながった形が主流です。
DOC(酸化触媒ともいう)
DPF(DPD/DPR/UDPCなどメーカーによって違う)
SCR
主にトラックやバスの大型、中型車両につけられた排ガス除去装置です。
最近よく見る、マツダCX5などのディーゼルエンジン搭載の乗用車にも付いています。
これらすべてに貴金属(レアメタル)が含まれているため、車種によって価格は違いますが、基本的には買取してもらえます。
1999年に「ディーゼル車NO作戦」題し、規制強化を図り、一気に国内の規制が進みました。主に黒煙の原因となる粒子状物質(PM)の削減を求められることになり、規制が始まって後付で追加されたのがこれらのパーツです。
その後の、2005年「新長期規制」、2009年「ポスト新長期規制」と、段階を踏んで規制が厳しくなっていきました。
現在販売される車両は、排ガス規制の基準にクリアすることが義務化されています。
ディーゼル車についたこの排ガス除去装置について、もう少し詳しく解説していきます。
酸化触媒(DOC)
画像の左側で白く見えるのが、酸化触媒(DOC)です。
二元触媒とも言われています。
DPFの前側についています。
(前と後ろどちらにも付いているタイプもある)
主に白金(Pt)やパラジウム(Pr)貴金属が入っています。機能としては、炭素水素(HC)や一酸化窒素(NO)などの処理と、再生用燃料(軽油)の燃焼および温度上昇が目的です。
酸化触媒の力を借りて、ススは通常の再生温度(約600℃)よりも低い温度で酸化・燃焼され続けています。
簡単に言うと、ススを燃やす手助けをしてくれています。
触媒が起こす化学変化は次の通りです。
<化学式>
4HC + O2 = 4CO2 + 2H2O
(煤) + (酸素) =(二酸化炭素) + (水)
4NO + O2 = 2NO2
(一酸化窒素)+ (酸素) = (二酸化窒素)
それでも焼き切れないPMは、続くDPFへ送られます。
DPF(DPD/DPR)
DPF(Diesel Particulate Filter の略称)で、日本語訳で、ディーゼル微粒子除去装置といいます。
→ 三菱ふそう、日産、マツダ
DPR(Diesel Particulate Active Reduction System)排出ガス浄化装置
→ 日野、トヨタ
DPD(Diesel Particulate Defuser)PM微粒子除去装置
→ いすゞ
メーカーによって呼び方が違いますが、機能としては全く同じです!
各社、DPFが入ったシステムなので、一般的にはDPFで通じます。
酸化触媒(DOC)を通ったあとの排気ガスに含まれるPM(粒子物質)をキャッチしてくれる装置です。ディーゼル車には必ず付けられています。
有害なPM(ススなど)を、フィルターで捕まえてくれます。一定以上のPM(ススなど)が溜まると自動的に燃焼(再生)作業を行います。これを自動再生といいます。
自動再生でも間に合わないほど、詰まりが酷いとDPFランプが点灯し、手動再生が必要になります。この再生(燃焼)が終わるまでの待ち時間がトラックドライバーの悩みの種になっています。
トラックは長期で乗っていると、いずれは交換が必要になってくる部品です。洗浄サービスや、リビルト品として市場に流通し取引されています。
DPFを扱う専門店があるので、触媒買取の相談も安心かつ確実で楽です。
触媒の買取は年間3000本以上の専門店DPFドットコム
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尿素SCR(選択還元触媒)
このSCRという装置も買取対象になることが多いです。
尿素水を使用して、水と窒素に分解するシステムが増えています。代表的なのがアドブルーです。(AdBlue®は、ドイツ自動車工業会[VDA]の登録商標です)
DPFは、ススを燃やすかわりに、有害な窒素酸化物(NOx)を作り出してしまいます。
NOxに尿素(アンモニア)を吹きかけることで、
無害の 窒素 と 水 に変えます。
「尿素水を使わないシステム」が開発されました。
日野の車両に搭載されたHC-SCR(選択還元触媒)というシステムです。
しかしながら、NOxの削減率は低く、触媒の耐久性も課題だったようです。
さらに、2022年3月に、排ガスや燃費に関する不正、エンジン性能の問題が発覚しリコールが発表されました。出荷停止となりました。
不正のあったエンジンは次の通りです。
中型「A05C(HC-SCR)」レンジャー、ブルーリボン、セレガ、メルファ
大型「A09C」プロフィア、セレガ
大型「E13C」プロフィア、セレガ
小型「E04C(尿素SCR)」コースター
これだけ知っておけば大丈夫。自動車触媒の種類
上の画像のように、触媒は、エンジンとマフラーの間に取り付けられています。
触媒をコーティングする本体のフィルターを担体(たんたい)と呼びます。素材や形状がいくつかありますので、いくつか代表的な触媒を紹介します。覚えておいて損はないと思います。
ハニカム触媒
蜂の巣(ハニカム)構造でつくられた触媒のことです。
ハニカム構造にすることで、表面積を大きくなるため、化学反応を起こす効率を上げることが可能になります。
純正品の触媒は、ほとんどがこの形が採用されています。
セラミック触媒
コージュライトなど、急な温度変化に強いセラミックスを原料とした触媒のことです。
自動車に取り付けられた純正品のほとんどはセラミック触媒です。
歯の素材としても、使用されるぐらい、耐熱性、耐食性、電気絶縁性に優れた素材です。実際に触ってみると、陶器のような質感です。
日野デュトロを分解したもの。(左が酸化触媒、中央がDPF)
ガソリン車触媒です。このように、同じ型の触媒をまとめて買取に出す人もいます。
ディーゼル車触媒です。
品質の良い状態のものは、リビルト品として再利用されます。
触媒が劣化し、ボロボロに壊れていたり、溶けていたりしても買取してもらえます。損傷しているため減額にはなります。
メタル触媒
(画像は、当サイトで買取したメタル触媒)
メタルキャタライザーは、スポーツ触媒と言われ、高出力を目的とした車両に向けた製品として展開されています。
純正の触媒と比べ、外の見た目ではほとんど違いはありませんが、中にあるフィルタのセルの形状が違います。
セラミック触媒に比べ、排気する穴のサイズが大きいため、スムーズな排気が可能であり、独自の調合で貴金属類をコーティングしているため、浄化作用も持ち合わせた触媒です。
純正品ではなく、スポーツカー、レースカーなどのカスタム車両に使用されます。
元々ついていた純正の触媒が必要なければ売却しても良いかもしれません。
売却の際は、交換するメタル触媒が車検をクリアできる製品か確認しておく必要があるでしょう。ゆくゆく中古車として売る場合に、元の触媒に付け替える可能性があるなら取っておきましょう。
ペレット触媒
粒状(ペレット型)の担体に触媒をコーティングしたものがあります。昔は多かったようですが、現在は、セラミック触媒の担体が主流となっています。
数十年も前の車についている触媒で、買取金額もほぼゼロに等しいので期待しないほうがいいでしょう。
デキャン触媒
通常、金属ケースで覆われていますが、中身の担体が剥き出しの状態の触媒をデキャン触媒と呼ばれています。
メーカーや車種、型式、刻印が分からない場合、触媒の成分量がわかりませんので、買取価格を計算するのはなかなか難しいでしょう。
査定に出すときは、必ず外側のカバーが付いた状態で査定してもらうようにしましょう。
デキャン触媒の場合は、まずは専門の買取業者に査定してもらうのがベストでしょう。
自動車触媒の交換時期と洗浄方法(ディーゼル)
(画像はマツダのCX5洗浄風景:出典元DPFドットコム)
ガソリン車の場合、乗っている間に、触媒交換するという話をほとんど聞くことがありませんが、ディーゼル車は例外です。
前述した通り、DPFなどが搭載された車両だと、DPFがつまることによる燃費低下などや、ひどい場合、エンジンが止まります。
この手の悩みが多いディーゼル乗用車は、ハイエース、CX5、アテンザなどのマツダのディーゼル車が挙げられます。
また最近では、ベンツなどの輸入車の問い合わせも増えています。
中型トラック、大型トラックなど乗られている方、DPF再生時間が長い、頻繁に起こるなどの症状が感じる場合は、DPFの詰まり具合をチェックしてみてはいかがでしょうか。
純正新品との交換のほかに、洗浄という選択肢もあります。当サイト運営アイテムワン(DPFドットコムも運営)では、DPF洗浄、リビルト品の専門店なので、心配の方は一度お問い合わせください。
ディーゼル触媒は洗浄でよみがえる
(画像は、DPFの詰まり原因となるアッシュ)
DPFは、使用年数が長いほど、確実に汚れが蓄積していきます。詰まりの根本原因は、スス以外のアッシュと呼ばれる「オイルかす」が溜まり続けるからです。
DPF再生(燃焼)時の、温度は600℃以上となり、DPF自動再生、強制再生の頻度が高くなると、中のフィルター(担体)が熱で溶けてしまう「溶損」してしまいます。ここまでダメージを受けると洗浄しても効果は期待できません。交換がオススメです。
また、溶損すると買取価格も下がってしまうため注意が必要です。DPFランプが光ったら、か必ず再生(燃焼)を行う。添加剤を使って日々のメンテナンスを行うなど詰まりの予防はしておいて損はありません。
自動車触媒の買取を専門業者へ依頼するべき理由
専門業者に査定してもらえば適正価格で買取ってもらえます。
専門業者といっても様々で、触媒の大きさ別でざっくりとした金額を設定しているところも少なくありません。
上の画像は、当サイトを運営するアイテムワンの触媒を買取している風景です。買取実績の豊富な業者にまずは相談してみるのがオススメです。
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ガソリン触媒の買取相場(専門店調べ)
(画像はマツダのCX-)
次に触媒買取の相場を見ていきましょう。
買取の専門店が出している価格なので、適正価格から大きくズレる心配は無いと思いますので参考にしてください。
<ガソリン車触媒の買取価格の相場>
乗用車 5,000 ~ 260,000円(ハイブリット含む)
ガソリン触媒でも価格差が結構ありますよね。車種、年式で買取価格が違ってきます。
同じ車種であっても、触媒のケースに記された「刻印」によって買取価格が変わってきます。
理由としては、製造された年によって、レアメタルの成分量に違いがあるためです。
買取実績のある業者でないと選別できず、専門業者は国内でも数多くありません。
ディーゼル触媒の買取相場(専門店調べ)
ディーゼル車の触媒の買取価格は比較的安定しています。というのも、DPFはリビルトとして再利用可能なので、洗浄サービスを行う業者は買取ってくれるケースが多いです。
またトラックは、乗用車と比べて、触媒の体積が大きいため、貴金属の量も体積がある分多くなってきます。そのため10万を超える買取価格の車種もあります。
<ディーゼル車触媒の買取価格の相場>
乗用車(CX-5、ハイエースなど)5,000 ~ 36,000円
小型(エルフ、デュトロ、キャンター他)10,000 ~ 42,000円
中型(フォワード、レンジャー、ファイター他)5,000 ~ 72,000円
大型(ギガ、プロフィア、スーパーグレート他)10,000 ~ 100,000円
まとめ
いかがだったでしょうか?触媒の処分に困っている方、買取業者を探している方に参考になればと思い今回の記事を書きました。
触媒が届いて、査定後に早ければ次の日には入金してもらえます。
専門の買取業者に頼めばすぐにお金かえられるのが最大のメリットですね。
査定も電話、LINEなどで問い合わせも簡単なので一度問い合わせてみてもいいかもしれません。
本記事を整理すると、
- 自動車触媒とは、排ガスキレイにする装置で高く売れる
- 車種や型式によって、買取金額にかなりの差がある
- ディーゼル触媒は高価で取引されることが多い
- 買取は専門業者に任せるのが楽で安心
ご自身が持っている触媒の車種や、型式が分かっていれば、控えて置きましょう。また刻印(ケースに掘られている)がついたものがあるので、それらが事前にわかっていれば買取業者とのやり取りも簡単で詳しく査定してもらえます。
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