みなさんキャタライザーって聞いたことありますか?
この記事を見つけた方は、おそらく知っている方でしょう。
一言でいうと、「触媒」のことです。
なぜキャタライザーと呼ばれているのか?純正の触媒との違い、寿命やその効果を分かりやすくまとめました。
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【触媒】キャタライザーとは?
「触媒」のことをキャタライザーと呼んでいるだけです。特に違いはありません。
触媒の機能としては、排ガスから出る有害物質を無害化することです。規制が強化される毎に基準値は厳しくなっており、メーカーが頭を悩ませてきました。
触媒(キャタライザー)の種類
基本的に自動車触媒の代表的なものとして、大きく分けて下の2つと思っていいでしょう。
ガソリン車用「三元触媒」
ひとつの触媒で、3つの有害物質を化学反応で無害化します。
ディーゼル車用「DOCとDPFとSCR」
ガソリン車とエンジン構造が違うため、排ガス処理のシステムが違います。これら3種の組み合わせで効率的に処理できるよう設計されています。
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素人でも売れる!自動車触媒とは?仕組みと種類を年間買取3000本のプロが簡単に解説!
スポーツ触媒と呼ばれるメタルキャタライザー
エンジンのパワーアップを目的としてカスタムする人は、スポーツ触媒に付け替えることがあります。メタルキャタライザーと呼ばれる商品がそれにあたることが多いです。
ただ、筆者も調べていてわかったことは、キャタライザーとわざわざ銘打つものは、スポーツ触媒(スポーツキャタライザー)が多いようです。
スポーツカーや、エンジンパワーを上げたいという方に向けた製品が、カスタムパーツメーカーで製造されています。
メタルキャタライザーの仕組みと効果
そもそもキャタライザーの目的としては、排ガスの有害物質を酸化、還元し無害化することです。
簡単にいえば、排ガスを綺麗にしてくれる装置です。図の通りエンジンとマフラー(サイレンサー)の間についています。
純正のキャタライザー(触媒)は、その中身(担体またはフィルターと呼ぶ)のほとんどがセラミックでできています。カスタムパーツのひとつとしてスポーツ触媒と呼ばれるものの多くがメタルでできた触媒です。それらをメタルキャタライザーと呼んでいます。
メタルキャタライザーのメリット
メタルキャタライザー(スポーツキャタライザー)は、セルの大きさが通常に比べて大きいサイズになっています。
穴が大きくなった分、排気が通りやすくなることで排圧抵抗が低減され、アクセルのレスポンスが良くなったり、パワーが出るようになります。
メタルキャタライザーのデメリット
キャタライザーを交換することによって、排気音が変わります。車検の通らないほどの騒音となると、車検の度に交換が必要になるため面倒ですね。
キャタライザーの寿命は?
長くて10年持てばいい方です。セッティングによっては、5年でダメになってしまう場合もあるようです。マフラー同様に金属できているため経年劣化は免れません。
キャタライザーは洗浄できるのか
ガソリン車のキャタライザーは、通常は洗浄が必要になることはありません。
しかし、ディーゼル車は違います。エンジンの構造上、煤が発生しやすいシステムのため、DPFという触媒に煤が詰まってしまいます。
特にこの悩みで頭を抱えているのは、トラックを所有されている運送会社さんやトラックドライバーの方です。
ディーゼル車はDPF洗浄で蘇る(マツダCX5の施工例)
DPFの詰まりが酷い場合は、交換が必要になってきます。ディーラーで純正品との交換となれば高額になってしまうため、オーナーの悩みの種となっています。
そんな時に、なるべく費用を抑えたい場合におすすめなのがDPF洗浄です。
DPF洗浄ってどうしているの?とイメージができていない人のために、分かりやすい施工例をご紹介します。(施工: DPFドットコム)
今回は人気車種マツダのCX5を見ていきましょう。
DPFは煤をキャッチして燃やす装置
DPFとは、排ガスから煤をキャッチして、高温にして燃焼させます。
赤枠の部分にDPFのフィルターがあります。
DPFが詰まることで、トルクがでない、吹き上がりが悪い、燃費が悪くなるといったことに繋がります。
DPFドットコムの場合は、分解してから洗浄します。業者によっては、薬液に漬けて、洗い流すだけで終わりというところも多くあります。
では、実際のDPF洗浄の様子をみていきましょう!
差圧センサーなどの付属品を全て外していきます。
次に切断するために、錆びついたボルトとカバーを外します。
CX5の場合は、DOC(酸化触媒)とDPFの2層構造です。これを経験をもとに中身のセラミックのフィルターを傷つけないように、慎重に切断していきます。
向かって右がDOC(酸化触媒)、左の真っ黒な方がDPFです。煤でいっぱいですね。
これが分解した状態です。真ん中の二つがキャタライザーです。
ガソリン車の場合は、三元触媒といって、一つだけで排ガスが浄化できる仕組みになっています。
【CX5 DPF洗浄】通水検査
まずは詰まり具合を確認するため、通水検査を行います。
水の通りを見分けて、フィルター内部に溶損(溶けて穴が塞がった状態)が無いかを調べます。
溶損している場合、そのほとんどが再利用が不可能なケースとなります。そのような状態になるまで放置しないよう注意が必要ですね。
【CX5 DPF洗浄】自動洗浄
自動洗浄機(自社開発)である程度の詰まりを取り除いていきます。
【CX5 DPF洗浄】薬液浸漬
薬液に一定時間漬けることで、詰まり固まった汚れを溶かし浮かせます。
【CX5 DPF洗浄】仕上洗浄
黒いのが煤です。ぽつぽつとオレンジの物体がアッシュ(オイルかす)です。このアッシュが、詰まり原因です。
【CX5 DPF洗浄】仕上確認
仕上げ洗浄が終わったら、通水検査を行います。詰まりが取れて透明な水がスムーズに通ってくればOKです。
【CX5 DPF洗浄】乾燥
完全に水分を飛ばすため、ヒーターで完全乾燥させます。
【CX5 DPF洗浄】研磨
切断面を綺麗に研磨していきます。この後の溶接を綺麗にするための準備ですね。ここまで細かい職人の作業で品質が変わってきます。画像はDPF側です。綺麗なハニカム構造が確認できます。
こちらは前段にあるDOC(酸化触媒)側です。綺麗に磨いていきます。
もちろん反対側もしっかりと綺麗に仕上げます。
【CX5 DPF洗浄】溶接・組み上げ
塗装が終えたら、綺麗にゴミを取り除きます。
ボルト、カバーとセンサーなどを元通りに組上げます。
【CX5 DPF洗浄】塗装
ムラなく錆止め効果のある塗装を施します。
あとは赤外線ヒーターで焼き付けて乾燥されれば出荷できる状態になります。
【CX5 DPF洗浄】梱包・発送
緩衝材でしっかりと保護をして、綺麗に梱包してから出荷します。
ディーゼル車のDPF詰まりでお困りの方は、DPFドットコム相談してみてください。取引実績が豊富な専門店で、個人ユーザーにも丁寧なサポートで安心できると思います。
DPF洗浄と新品に交換した場合にどのくらい費用に差があるのかを下記の記事で紹介しています。
↓
DPF洗浄vs新品交換(ディーラー)費用の差はどのくらい【徹底解説】
また、煤の詰まりを予防するための燃料添加剤もあるので気になる方は下記の記事を見てみて下さい。使い方もとても簡単な製品です。
↓
【燃料添加剤】触媒買取のプロが勧める!ディーゼルのエンジン・DPF洗浄は自分で出来る!歌舞伎の燃料添加剤とは?
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まとめ
・キャタライザーと触媒は同じもので呼び方の違い
・キャタライザーと呼ばれるものはカスタムパーツが多い
・カスタムパーツは、車検が通るか確認すべし
・スポーツ触媒はメタルキャタライザーが多い
・キャタライザーの寿命は長くて10年
・ディーゼル車のキャタライザー(DPF)は洗浄できる
・キャタライザーの寿命を延ばすには定期メンテナンスが重要
いかがだったでしょうか。同じ部品でも呼び方が違うので混乱しますよね。キャタライザーは、触媒のことです。現行の車には必ずついている部品です。その中でもスポーツキャタライザーといって、わざわざカスタムパーツに変えるこだわりのある方もいるようです。
交換する際の注意点は、車検を通るかを確認すること。
車検を通るキャタライザーと交換する場合、元々付いてある純正品が不要になると思いますが、買取業者に買い取ってもらうこともできます。
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